政府が、年次有給休暇の3日増を目指していると聞きました。
具体的に、どういうことなのでしょうか?


2017年6月に政府は、2018年度の年次有給休暇の取得日数を、前年度比「3日増」を目指す方針を固めました。
年次有給休暇の取得を促すことで消費の拡大や観光振興につなげていきたい考えのようです。

年次有給休暇の取得率については「2020年までに70%」を目指していますが、政府の調査によれば2015年は48.7%という低い結果に終わっています。
従業員1人に付与される年次有給休暇の日数は18.1日なのに対し、実際に取得された日数は8.8日となっています。
これにより政府は、従業員の年次有給休暇の取得日数を増やした場合は、代替要員の確保などに必要な助成を行うことも検討しているとのことです。

また、一定の年次有給休暇日数の取得の義務付けも視野に入れているとのことです。