アルバイトをクビになりそうです。
消化できずに余っている年次有給休暇は、どうなるのでしょうか?


年次有給休暇は、会社と労働者の間の労働契約に基づいて発生するものです。
つまり、アルバイトをクビになったり会社を退職すると、労働契約が終了し、年次有給休暇は消滅してしまいます

アルバイトをクビになる場合は、30日以上前に会社からアルバイトへ、その旨が通知されなければなりません(解雇予告)。
例えば、年次有給休暇が40日分余っている場合に、30日後のクビを通達された場合、最低でも10日間の年次有給休暇が消化できないまま消滅してしまいます。


「解雇予告手当(30日分以上の平均賃金を支払う)」を支払って即日クビになる場合は、年次有給休暇の余った分は消化できないまま、すべて消滅してしまいます。