年次有給休暇を使うと、日数が減っていきます。
使って減った分の年次有給休暇は、いつまた増えるのでしょうか?
また、年次有給休暇は年々もらえる日数が増えていくといいますが、いつどのくらい増えるのでしょうか?
会社によって異なりますが、基本的には入社日が基準になります。
入社半年後に10日をもらった後は、入社から1年半後に11日、2年半後に12日・・・というように増えていきます。

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●使って減った年次有給休暇がまた増えるのはいつか?             
年次有給休暇がもらえる日(付与日)は、会社によって異なります。
基本的には、入社日を基準に付与日が決まります。
入社日から半年後が最初の年次有給休暇の付与日になります。
入社が2017年4月1日である場合、2017年10月1日が最初の付与日です。
その翌年の付与日は、その1年後(入社日から1年半後)の2018年10月1日です。

入社月    0日
入社半年後  10日
入社1年半後  11日
入社2年半後  12日
入社3年半後  14日
入社4年半後  16日
入社5年半後  18日
入社6年半後  20日
以降1年ごとに20日

●年次有給休暇は、年々もらえる日数が増えていく                
上に示した図の通り、年次有給休暇は年々もらえる日数が増えていきます。
入社6年半後以降は、年間20日の年次有給休暇がもらえます。


●会社によって異なる場合もある                      
会社によっては、入社日ではなく会社独自の日にちを年次有給休暇の付与日として設定している場合もあります。
例えば、毎年5月1日に全社員の年次有給休暇を付与するといった形です。
このような会社の場合、年次有給休暇が発生するタイミングが上記のスケジュールとは代わってくる場合があります。

まずは、自分の会社の年次有給休暇がどのような決まりで付与されるのかを確認してみましょう。


●パート・アルバイトの年次有給休暇は、いつ増えるの?           
パート・アルバイトとして働いている場合、もらえる年次有給休暇の日数は、上記表とは変わってきます。
パート・アルバイトの場合は、こちらをご覧下さい。