高校教師の場合、授業は週に3日~4日はあり、担任のクラスを持っていると
毎日ホームルームを行わなければなりません。

生徒との信頼関係を損なわない為にも、年次有給休暇の取得は好まれません。
他の教師から「自覚がない」などと非難されるおそれもあります。

しかし冠婚葬祭など、どうしても休まなければならない時には
年次有給休暇を使うことができます。

年次有給休暇を取得する場合は、事前に他の教師や受け持つ
生徒へ伝えておくなどの配慮を行うとスムーズです。

年次有給休暇を取得する時は、自分の受け持つ授業を自習に
する方法と、時間割を変更する方法があります。

自習にする場合は、その時間に授業を受け持っていない他の教員に
生徒の監督を頼まなくてはなりません。

時間割を変更する場合は、授業時間が足りないという他の教員に頼み、
授業を受け持ってもらいます。

どちらにしろ授業を休むという事は、休んだ分だけどこかで穴埋めを
行う必要があります。

担任のクラスを持っている場合は、他のクラスの担任である教員や
その他の教員にホームルームの代わりを依頼する必要があります。

また、生徒のテスト期間中や夏季、冬季の長期休業期間に休むなど、
年次有給休暇を取得する時期を考えて取得する方法もあります。