年次有給休暇の斉一的取扱いを行っている会社で、
入社月に10日の年次有給休暇を付与し、以降は基準日4月1日に年次有給休暇の付与を行っているとします。
この時、3月に入社した人は入社日に10日付与された後、4月1日に11日の年次有給休暇が付与されるのでしょうか?
 

また、入社日から6ヶ月間の継続勤務後に10日の年次有給休暇を付与し、以降は基準日4月1日に年次有給休暇の付与を行っているとします。
入社6ヶ月後が3月1日だった場合、1ヵ月後の基準日4月1日には、11日の年次有給休暇を付与することになるのでしょうか?

3月入社の場合、基準日4月1日には11日付与を行なうことになります。

同様に、6ヶ月の勤務経過時に10日を付与し、すぐその後に基準日が到来した場合も、基準日には11日を与えなければなりません。

斉一的取扱いによって基準日を設定することで、年次有給休暇の管理は簡単になりますが、労働者に法定基準以上の年次有給休暇の付与を行なわなければならなくなります。

このような状況を避けるためには、入社時には年次有給休暇を付与しない、年2回(半年ごと)の基準日(例えば4/1と10/1)を設けるといった方法があります。