年次有給休暇を取得しようと申請を行ったが、評価が下がるなどの
理由で上司に阻まれたといった経験がある人もいるかもしれません。

厚生労働省委託事業「あかるい職場応援団」では、年次有給休暇の
取得妨害の裁判事例を紹介しています。

日能研関西ほか事件(控訴審)
大阪高裁平成24年4月6日判決
労働判例1055号28頁(原審 神戸地方裁判所平成23年10月6日判決)

塾講師である原告が年次有給休暇の申請を行ったところ、評価が
下がるなどの理由で、上司が休暇取得を妨害し、総務部長や会社
代表者らが上司の行為を擁護した発言が不法行為に当たるとし、
損害賠償を求めた事案です。

本判決は、「業務の変更指示」を除く「年次有給休暇取得の妨害」、
「業務の担当変更」、「総務部長の会議における発言」、
「会社代表者の社員集会における発言」、「被告会社の職場環境整
備義務違反」について、会社とそれぞれの行為者に対し、
損害賠償を命じています。

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