IFRS(イファース)とは、国際会計基準の事。
ヨーロッパ発祥の世界共通の会計基準です。
日本では、2015年ないし2016年頃の適用が予定されています。

IFRSにおいては、未消化の年次有給休暇を企業の負債と考え、
「有給休暇引当金」として費用を計上します。


⇒●有給休暇引当金とは


有給休暇引当金は、労働対価=人件費と考え、人件費の適切な計上を目的としています。


今期 有休を消化しないで繰り越す
来期 有休を消化する


とした場合に、今期と来期の給与が同じであったら、
当期と来期は、労働日数が異なるのに人件費が同一である事になり、
労働対価=人件費ではなくなってしまいます。

このような費用(人件費)の矛盾を解消するために、有給休暇引当金が費用計上されます。


有給休暇引当金は、繰越される未消化の全ての年次有給休暇が対象となります。
対象となる年次有給休暇に対して、年次有給休暇の消化率を参考に、
来期に消化されると予測計算される年次有給休暇の分のみを費用計上します。