有給休暇引当金
という言葉を聞くことがあります。

引当金とは、企業会計において、将来支払う可能性がある債務に対し、
見込み金額を当期の費用又は損失として組み入れるお金の事です。
実際に支払いが発生した時には、引当金からお金を出していくことになります。


有給休暇引当金は、未消化の年次有給休暇について、年次有給休暇の消化率
から計算した給与の相当額を、有給休暇引当金として引き当てます。


有給休暇引当金を使用すると、未消化の年次有給休暇が多ければ多いほど
有給休暇引当金が大きな金額になってしまう為、年次有給休暇の取得率が
あがる
と期待されています。


米国の会計基準では、この有給休暇引当金を費用として計上することが義務づけられて
いますが、日本の会計基準では、まだ明確な基準がありません。


また、有給休暇引当金は、IFRS(国際財務報告基準)でも定められています。


日本がIFRS(国際財務報告基準)を強制適用する事になった場合は、
有給休暇引当金を計上しなければならなくなります。


有給休暇引当金額の算出方法は、下記のとおりとなります。

有給休暇引当金の額=年次有給休暇の残日数×過去の年次有給休暇消化率×日給


参照:「Wisdomビジネス用語辞典」