年次有給休暇の比例付与とは、パートやアルバイト等、
通常の一般労働者以外の労働者(短日数労働者)への年次有給休暇の付与を意味します。

年次有給休暇の比例付与は、労働基準法第39条3項に定められています。

(労働基準法第39条3項)
次に掲げる労働者(一週間の所定労働時間が厚生労働省令で定める時間以上の者を除く。)の
有給休暇の日数については、前二項の規定にかかわらず、これらの規定による有給休暇の日数
を基準とし、通常の労働者の一週間の所定労働日数として厚生労働省令で定める日数(第一号
において「通常の労働者の週所定労働日数」という。)と当該労働者の一週間の所定労働日数
又は一週間当たりの平均所定労働日数との比率を考慮して厚生労働省令で定める日数とする。


つまり、通常の労働者の1週間あたりの所定労働日数と、短日数労働者の1週間の所定労働日数、
又は、1週間当たりの平均所定労働日数との比率により、年次有給休暇を付与する、
というものです。

年次有給休暇の比例付与の対象者は、

●週の所定労働時間が30時間未満、且つ、週4日以下の所定労働日数の労働者

●週の所定労働時間が30時間未満、且つ、年216日以下の所定労働日数の労働者

となります。

年次有給休暇の比例付与日数は、下記の表のとおりとなります。

週所定労働日数1年間の
所定労働日数
雇入れ日からの継続勤務期間(単位:年)
0.51.52.53.54.55.56.5以上
4日169日~216日78910121315
3日121日~168日566891011
2日73日~120日3445667
1日48日~72日1222333

関連:●年次有給休暇の付与日数