年次有給休暇まとめ

年次有給休暇に関する様々な情報を集めた 年次有給休暇まとめ

年次有給休暇についての情報まとめ



年次有給休暇を取得したいけれど、とてもできる状態じゃない。
毎年、何日も年次有給休暇を捨てている・・・
そんな方も多いのではないでしょうか。

年次有給休暇は、休んでいるのに給与が支払われる貴重な休暇です。
年次有給休暇を捨てる(2年間の時効を過ぎ、消滅してしまう)ということは、お金を捨てているのと同じことになるのです。
⇒年次有給休暇をとると1日いくらもらえるの?

消化できずに捨てることになる年次有給休暇を、会社に金銭で買い取ってもらうことができればいいのですが、法律上認められていません。
唯一、買い取りが認められる可能性があるのは退職時のみです。
また退職をしてしまったら、有給休暇分の賃金を請求することもできなくなります。



続きを読む



年次有給休暇を取得したいと申請をしてきた社員に対して、会社は、その申請を断る権利はあるのでしょうか?
しょっちゅう年次有給休暇をとって休む社員がいる、他の社員の気持ちもあるし、ほどほどにしてもらいたいんだけど・・・経営者を悩ませる問題ですね。


◆空気を読まない請求であっても、労働者が望む時季に休暇を与えなければならない 

年次有給休暇は労働者の権利として労働基準法に定められています。
年次有給休暇を取得する日は労働者が指定することによって決まります。
みんながガマンしている中で一人だけ年次有給休暇を請求してくる場合であっても、他の社員から不公平だと不満が出ていても、会社側(使用者)は指定された日に年次有給休暇を与えなければならないのです。
最近休みすぎだからとか、長期に連続して休むなんてなっとらん!などの理由で、年次有給休暇の取得を断る権利はありません。

しかしながら、労働者の指定した日に年次有給休暇を与えると、事業の正常な運営が妨げられる場合には、休暇日を変更する権利(時季変更権)が認められています。(労働基準法第39条4項)


◆「事業の正常な運営を妨げる場合」とは?               

時季変更権の行使が認められているのは、事業の正常な運営を妨げる場合に限られます。
例えば社員人数が5名の会社で、4名が一斉に年次有給休暇を請求したら、残りの社員1名では業務が行えません。
こういった場合は、会社は時季変更権を行使し、年次有給休暇の申請を断ることができます。
あくまでも、正常な運営が行えなくなる場合です。
忙しいから、この間も休んだからなどの理由で、時季変更権を行使することはできないので注意が必要です。

また会社側は、労働者が指定した時季に年次有給休暇が取得できるよう配慮義務を負っています。
具体的には、代替社員の確保などを行わなければならないということです。
この配慮義務を行わずに時季変更権を行使した場合、無効となってしまいます。
代替社員の確保を年次有給休暇の取得者に行わせ、代替社員が確保できないことを理由として年次有給休暇の取得を認めないという会社の対応は違法です。⇒詳細

時季変更権を濫用せず、本人と話し合いをして理解を得た上で年次有給休暇の取得時季を変更するという方法が理想的です。


続きを読む

このページのトップヘ